沖縄芝居の人気の作品です。
鍛冶屋の父親と息子の良助。
自分を未熟者扱いする頑固おやじに
業を煮やして那覇に家出する。
道中丘の一本松で荷物を持った老婆を手伝い
話を聞くうちに親心の暖かさに気がつく。
追い かけてきた親父が想いを語るのを
松の後ろで 聞いていた良助は和解する
何が ひゃー 此処ー 大 とぅるばいし
遊どーてぃ 物喰まりーねー 皆 遊ぶんどー ひゃー おーい
フン！ やな主小や 人ぬ面 見じゅし
とー まじゅーん 直ぐ ごー口なー
何ーやん！ 何ーんあらん！
やな童達ーが くさ物言しーねー
くさぶくるる 叩ちぇーさりーんどーひゃー
あんしぇー んちゃ いち迄ん 童な
鼻たりてー 居らんてぃん 鼻だやー 童なー 我んねー
あったいめー いゃーやれー
三十なてぃん 五十なてぃん 鼻だやーてー フン！
やな頑固主小や いかなしとぅん 曲らんどぅ 悪党や！
家ぬ金どぅん やれー たっぴらかし どぅんしーねー 曲ゆんてー
やぐとぅ んでぃち どぅーぬ 親たっぴらかする 訳にん いかんあい
曲らんち 安売しちゅーが やーなー
主がゴー口するいぇーだー かしまさーあてぃん
あびらちょーてぃ とぅらせー良助
主よー今からーくぬ一本松と ゐぬむん
主やシミ縄かきてぃ まちとーちゅさなー
あんしとぅらしぇー
北谷 桑江ぬ 前ぬ 村はじし
渡久地小ぬ カンジャー屋よ 親子 揃りとーてぃ
古金打ちゃい 馬ぬ爪くまちゃい 見事なむんさみ
アネ！ 良助 評判どー 村中 他島までぃ 音ぬ立っちょんどー
主や 頑固主小 子上ったむん
ゴー口 ヒャーグチ する うちなかいん
打ちゅる 鍬 ヒーラー
汗はい 水はい 打っちゃい 叩ちゃい うみはまらんでー
アネ！ 良助 主どーひゃー
親るやっさい にじーるすんどー ゲーんすなよーやー
馬 馬喰 マチャー ウンチュー 又 すくちな者
ガージュー馬小 うち売てぃ 若馬買ーいがどー
ぬーが馬小 うすてぃんすびちん 動ちんさんある
アネ！ 主よー 歩っかんしが
年やとぅいるむのー あらんさやー馬小
年小とぅったる一本松 物知りむん
金 熱さるうち 打てぃ 打てぃ わる たむちどー
主がぬらいし あんまーが語ゆし 親まさいん子ぬ
アネ！ 良助 なー一ちばい
ん孫ん見しりよーや 主がしかすんどー
