６／２３日は沖縄の慰霊の日です
学校は休みになって１２時と共に黙祷
平和記念公園では式典が行われます
沖縄にとって一番大事な日の一つです
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毎回話題になるのが学生代表の「平和の詩」です
今年はなんと宮古島。
西辺中学校「上原美春」さん
どんなかねえと思っていたら、
とてもよかった！
こんなふうに宮古の真太陽（まてぃだ）と
摩文仁の丘をつなぐなんて思いもしなかったさいが！
感動の涙！
摩文仁（まぶに）というのは糸満の摩文仁
日本軍の最後の司令部が置かれた場所。
戦後この丘に各県の慰霊碑が置かれました
しかし英霊を祭る性格もあったので
被害者としての住民を慰霊する施設として
平和の礎（いしじ）が作られました。
真太陽（まてぃだ）はお天道さまという感じです。
宮古の表現です
歌い出したのは驚きました。
前に琉歌を詠むのはありましたが
メロディを歌うのは初めてでは？
歌っているのは宮古民謡「豊年のあやぐ」です
「ミルク世ぬなうらば世や直れ」
ミルクはミロク菩薩。
沖縄では七福神の布袋さまと同じです
「豊年のあやぐ」の中だと
「豊作になって暮らしよよくなれ」という感じですが
戦世に対する弥勒世だと平和という意味になります。
「弥勒様の世（平和）になって世の中よ良くなれ」
という意味です。
みるく世ぬなうらば世や直れ
平和な世（よ）がやってくる
この世（よ）はきっと良くなっていくと
暗黒の過去を溶かすことなく
あの過ちに再び身を投じることなく
繋ぎ続けたい
みるく世を創るのはここにいるわたし達だ
しっかりと大切な理想を真っ直ぐな目で語ってくれる子供達
なんだか天の言葉にも思えます。
実際2010年代の日本はほんと酷かったので
2020年代はよくなっていくんじゃないかなと思ってます
ひめゆり会館も展示がリニューアル。みやすくなったそうです。
みてくださいよ、、この笑顔、、、、
ほんと今の子と変わらないじゃないか。
眩しい笑顔
彼女達の運命を考えると泣けてくる
私たちは、世界の国々をつなぐ架け橋として活躍した先人の「万国津梁」の精神を受け継ぎ、沖縄の歴史と風土の中で培われた平和を何よりも大切にする「沖縄のこころ・チムグクル」を世界に発信していかなければなりません。
此ぬ御星（みふし）ぬ上から 此の星の上から
有る丈（うっさ）ぬ あらゆる
戦無らんなすくとぅ。戦なくすこと
一人（ちゅいな）一人が 一人一人が
弥勒世 願える心気(しんち) 平和願う心持ち
繋じ行ちゅるくとう。 つないでいく事
食料（かみむん）分きてぃ、食べ物を分け合って
希望（にげーかない）とぅ 希望と
信頼（たゆたい）が育てぃてぃ、信頼を育てて
笑顔んかい囲まってぃ 笑い顔に囲まれて
一生（いちぐ）とぅじみ らりーるくとう。 一生遂げられる事
うぬ為に命限（ぬちかじ）り このために必死に
努力（はま）てぃ 頑張って
私達から未来（さちじゃち）ぬ 私たちから未来の
子供達 んかい 子供達に
繋じ 行ちゃびらな。つなごう
