ガマの集団自決のことを描いた映画『GAMA 月桃の花』の主題歌です。
戦争を生き延びた宮里房とアメリカに渡った娘の子供のジョージの
対話を通して、戦争の悲惨さ描いた作品。
ジョージ役は川平慈英さんです
海勢頭豊 作詞作曲
月桃ゆれて 花咲けば 夏のたよりは 南風
緑は萌える うりずんの ふるさとの夏
月桃白い花のかんざし 村のはずれの石垣に
手に取る人も 今はいない ふるさとの夏
摩文仁の丘の 祈りの歌に 夏の真昼は 青い空
誓いの言葉 今も新たな ふるさとの夏
海はまぶしい 喜屋武の岬に 寄せくる波は 変わらねど
変わるはてない 浮世の情け ふるさとの夏
六月二十三日待たず 月桃の花 散りました
長い長い 煙たなびく ふるさとの夏
香れよ香れ 月桃の花 永久に咲く身の 花心
変わらぬ命 変わらぬ心 ふるさとの夏
月桃
方言でサンニン ムーチー（おもち）を葉で包んで蒸す。香り
うりずん
夏の始まり。うるおいぞめ うりずん→若夏
摩文仁の丘
糸満の摩文仁。最後の日本軍司令部壕のあった場所。戦後この丘に各県の慰霊塔が建てられた。後に平和の礎（いしじ）が隣にできた
喜屋武岬（きゃんみさき）
沖縄戦で追い詰められた人が自決した岬
６月２３日
沖縄終戦の日で慰霊の日。牛島司令官の自決した日。
