時代の移り変わりを歌った嘉手苅林昌さんのコミカルな歌ですね。
中国の世の中から日本の世の中。
日本からアメリカ。不思議と変わるよこの沖縄
昔と今では計算も違う。
那覇に行くのも車で座ったまま。
年寄りと若者も着物も同じ
女性は髪を切って鳩の巣のようなパーマだよ
唐ぬ世から大和ぬ世
大和ぬ世からアメリカ世
ひるまさ(不思議に)変わたる くぬ沖縄
昔(んかしぇー)銭の計算(さんみん)や
一貫二貫どぅ さびたしが
今や計算までぃ変わてぃ
昔ぬ那覇の行ち戻いん
歩っちる 我ったーや 行ちゃびたしが
今や居ちょてぃ行ち戻い(車に乗ったっまま)
昔の面影(うむかじ)むる ねーらん
昔 年老(とぅしゅい)と若さしや
着物(ちん)ぬ模様(あや)っしどぅ分かさびたる
今や差し分かちきららん
親子(うやっくぁ) むるっ子(くわ)
ちゅとぅしんちゅ(親子 子供もみんな 同い年の人)
昔 女のたしなみや、髪の長さっし でーびたる
今や昔とぅうち変てぃ
生(み)いーとぅる髪んうしちみやい(ばっさり切って)
パーマネントっし けえちじゅらち (縮らせて)
まーん変わらん鳩(ほーとぅ)の巣(すぃ)
あどぅ高靴小や けえくまい(かかとの高い靴をちょっと履いて)
ウンブイ コーブイ (コックリコックり)歩っちゅしや
すっとぅん変わらん 風吹ち鳥(すこしも変わらない ひょろひょろ鳥)
タイトスカートけえ着(ち)やい
ちんしーや(着物の裾) 尖らち 尻まぐらち(お尻シワにして)
まーん変わらん七面鳥
何時までぃ心や十七、八、
眼ぬ子ぬ達(たー)ぬ合点(がてぃん)さん(眼のある子たちが納得しない)
自然(しじん)とぅまぐりてぃ行ちゃびんで(シワになっていく)