三線と三味線の違いはなんでしょうか
見た目
●三味線は「大きい」。皮が「猫や犬」。胴が「四角い」
音は「大きくてシャープ」な音色。バチがシャモジっぽい。
●三線は皮が「ニシキヘビ」バチは水牛のツノ。音はざらりとした中域の尖った音色ですね。
サイズ
●三線は80cmぐらい。
●三味線が大きいです。だいたたい1m。
三味線を知っている方は初めて三線を見たときに
子供用なのかなという印象を持つみたい
ルーツ
●三線は中国の三弦(サンシエン)がルーツ。
●三味線は琉球経由で日本に伝わったものがルーツのようです。大阪の堺に伝わったらしい。
バチ
●三線は水牛のツノでできたバチを使います。爪(チミ)といいます。
ピックで弾く人もいれば自分の爪で弾く人もいます。
奄美は細い竹をしならせて蛇皮を叩くように弾きます
●三味線のバチはプラスチック、鼈甲、象牙、木材などです。
木
●三線は黒檀、紫檀、ゆし木、最近はチュン木など
●三味線はカリン、紫檀、紅木など
皮
●三線はニシキヘビの皮。東南アジアなどの養殖です。
プラスチック?みたいな素材の人工皮。
またはナイロン製の人工皮。印刷できます。
人工皮の上に蛇皮を重ねた二重張などがあります。
●三味線は犬や猫の皮。海外からの輸入らしいです。
殺処分された犬猫の皮がつかわれるわけではないようです。
代替品でカンガルーの皮もあるそうです。
左手
●三味線は中弦と男弦をドローンのようにして女絃でメロディを弾いていく感じが多いですね。左手の移動が多いので指を滑らせるための指掛けをつけますね。
ギターでいうハンマリングのようなウチ、ハジキをよく使います
●三線は左手そのものはそれほど移動しないです。
糸巻き
●三味線は糸蔵の穴の中に金属がはめ込んであってスムーズに調弦できそう。この構造は三線にもほしいなあ。
コマ
●三線は竹製が一般的。『ウマ」と言います。
牛骨や黒檀、プラスチックなど。細くて小さいです
●三味線は横に長い。とても凝った作りになっています。
プラスチック、骨、竹、象牙、
さわり
●三味線は琵琶の影響でしょうか?ビヨ〜〜ンというさわり(ビビリ音)が太い弦についています。シタールに近いかんじがしますね。
ティーガー
●三線は腕が蛇皮に触れないように手皮(ティーガー)が巻いてあります。
●三味線は胴掛けというものです
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音量
●三味線がでかいです。バチを叩きつけるように弾く奏法ならこういうギターっぽい楽器の中で最大の音量ではないかと思います
種類
●三味線
太棹(津軽、義太夫、浪曲)
中棹(民謡、地歌、常磐津、清元節)
細棹(長唄、小唄、俗唄)
●三線 標準的な真壁型。棹の太い知念大工や与那城、細い久場の骨などがあります。戦中に作られたカンカラ三線など
分解
●三味線は3つに分解できるものがあります。携帯に大変便利。この細工はほんとに素晴らしい。
●三線も分解できる製品があります。
値段
●三線も三味線も高いもので数十万円。安いものは数万円という感じですが三味線の方が2倍ぐらい高い印象です
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