三線教室 ONLINE 東京 by 豊岡マッシー

宮古生。首里育。東京在住。イチャリバーズ 三線 二胡 歌 絵画アーティスト 三線とオンライン教室のブログ YOUTUBE配信毎日やってます

糸(ウチナーグチVer)工工四


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中島みゆきさんです。
二人の人生を糸に喩えてそれで布を織る
それがだれかを包む愛になる
うつくしくて人生を描いた歌詞ですね

なぜ めぐり逢うのかを
私たちは なにも知らない
いつ めぐり逢うのかを
私たちは いつも知らない

どこにいたの 生きてきたの
遠い空の下 ふたつの物語

縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かを
暖めうるかもしれない

なぜ 生きてゆくのかを
迷った日の跡の ささくれ
夢追いかけ走って
ころんだ日の跡の ささくれ

こんな糸が なんになるの
心許なくて ふるえてた風の中

縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かの
傷をかばうかもしれない

縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に 出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます

 

この最後の「仕合わせ」なのですが
「幸せ」でないことが深いですね

もともと「幸せ」は「仕合わせ」で
幸福という意味ではなく
「めぐり合わせ。運。事のなりゆき」
というものだったそうです。
運が良い時は「しあわせよし」
悪い時は「しあわせわろし」
なのでこの歌詞は良いことも悪いことも含めて
2人が出会うこと。その一緒に歩む人生を
「仕合わせ」と歌っているんですね
辛いことも縦糸と横糸の丈夫な布で渡っていって欲しいですね

中島みゆきさんは深いですね。
そしてシンプルで明快だと思いました
人生や幸福を天からの視点で優しく繋ぐような方ですね
それこそ歌手の役目なんだと思います

 

いつか誰かを
暖めうるかもしれない

いつか誰かの
傷をかばうかもしれない

この部分も中島みゆきさんの優しさがあふれてますね
「誰かの」っていうことからこの歌は必ずしも恋人、
夫婦だけの歌でもないのかなと思います。

何かと何かが出会って新しいものが生まれる
それが巡り巡って誰かを助けるものになる
例えば歌。
メロディーと歌詞が出会って歌になるわけです
それが誰かを助けるかもしれないですね
 

ウチナーグチです
いーどぅしさんのバージョンです。
とっても素敵な2人ですね。映像も最高に綺麗


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ぬーんち  みぐり あいる ぬが      
わっ たーや  ぬーん  しらん
いち  みぐり あいる ぬが      
わっ たーや  めーなち  しらん    
まーん かい うたぬ  
いちち  いちゃ ぶぬ  
とおさる  すらぬ しちゃ   
たーちぬ  むぬがたい
たてぃぬ いちゅや うんじゅ
ゆくぬ いちゅや わ           
うりなす ぬぬや    
いちか たーや    
ぬくみ いん かむ しらん