静かな歌を歌った後に続けて
軽快な歌をやることがあるんだねえ。
チラシというんだねえ。
ナークニーのチラシはカイサレーさあ。
両方ともいろんな思いをのせて歌う歌さあ。
歌詞がたくさんあってコレっていうのが
よくわからないんだねえ。
ナークニーは宮古(ナーク)っていう言葉と関係あるみたいさあ。
カイサレーは八重山の清(かい)しゃみたいさあ。
沖縄民謡を代表する歌だけどねえ。
なんで先島かねえ、、
風や北吹(にしぶ)ちゃ小
歌小流(なが)ちゃしが
風ぬ持ち流し 無蔵が聴ちゅみ
歌声聞ち分ち 出ぢてぃ来(チュ)らやしが
今(ナマ)でぃ来(ク)ん むぬや
ちゃーさがやー
来(ク)んどあがや
訳
風は北風
それにのせて歌を流したが
風が持って流し 彼女は聴くまい
歌声を聞き分け
彼女は出てくるだろうけれど
今まで来ないってことは
どうしよう
来ないってあるかね
歌っているのになんで出てこないの???
っていうなんだかせつないね〜〜(笑)
ちなみに沖縄の言葉で「北」は「ニシ」
「西」は「イリ」です
ややこしいね。
西原町(にしはらちょう)っていうところがあるのですが
かつて首里の上にあったので「北原(ニシハラ)」
っていう地名だったそうだけど
いまはいろいろ合併して
結果、首里の東側になってます
そしてニシっていう言葉が「西」になっちゃって
現在は首里の東にあるのに「西原(にしはら)」っていう
よくわからない感じになってます〜