勝連の村にモーアシビーで行きたいんだねえ。
勝連の村の娘のとこに通いたいんだねえ。
でも普通に行くと別の村の若者に邪魔されてしまう
(俺を倒してから行けってか!?)
なので海沿いの干潟を歩いて行くんです。
波に足を取られたり歩くのが大変なんだねえ。
という歌
伊計離り節(いちはなりぶし)ですが
歌詞はなぜか勝連節だったりします。
この場合、伊計島のことは関係ないです。
勝連ぬ(ヨ)島や(ヨ)(ハリ)通い欲しゃ (ヘイヨ)あしが(ヨ)
かちりんぬ ヨ しまや ヨ
ハリ かゆい ぶしゃ ヨ ヘイヨ あすぃが ヨ
和仁屋 間門ぬ 潮ぬ 蹴やい あぐでぃ
わにゃまじょーぬ ヨ うしゅぬ ヨ
ハリ きやい あぐでぃ ヘイヨ あぐでぃ ヨ
(モーアシビで)勝連の村(娘たちのところ)に通いたいが
(陸路で行くと他の村の青年に邪魔されそうだし)
和仁屋間門の干潟は蹴り難い(波に足を取られる)
和仁屋間門は北中城の干潟で馬場でもあったそうです。
今は埋め立てられたりしていますが昔は干潟や浅瀬でした
谷茶前に付け加えて歌ったりします。
こちらは伊計離節です。
伊計離節
行きば伊計離り 戻てぃ浜 平安座
いきば いち ヨ はなり ヨ ハリ むどぅてぃ はま ヨ
ヘイヨー へんざ ヨ
行けば伊計 離れ島
戻って浜(浜比嘉?) 平安座島
平安座前の 浜に やんばらーが 来ちょん
へんざめーぬ ヨ はまに ヨ やんばらーが ちちょーん
平安座の前の浜に 山原船が来ている
勝連半島から橋で平安座島、宮城島、伊計島とつながっています
もう一つ浜比嘉島
橋のことは海中道路といいます。
もとは浅瀬で潮が引いていると歩いて渡れました。