三枚の板を紐でつなげた沖縄版カスタネットです。
何でできてると思います?
実は三線の棹を作った時の端材でできてるんです。
なので黒檀や紫檀、花梨、などでできていますね。
左手をピースしてもらって3枚の板を挟みます。
紐が調整できるのでいいくらいに調整。
左手で挟むようにカチカチ、右手と左手で交互に叩きます
最初は二本指で。次に三本指で。
徐々に叩いていってください。
最後は親指も入れて指を全部使います。
ちなみに3/8はサンバの日ですね。
沖縄には三板協会もあります
2代目会長の田場誠信さん。
ムーディーな「島の女」のヒットの方ですが
三板めちゃくちゃうまいです。
無限三板?っていうぐらいカチカチが連続します
三板の問題点がひとつ。他の楽器に比べて音大きいんだよね。
これってステージでマイクを通さなくてもOKという音量だと思います。
大勢が黒檀製のサンバを連打すると結構うるさいですね。
皆さんもステージ以外では遠慮がちに叩いてくださいね。
中国の影響が強い宮廷音楽の御座楽には
拍子木のような楽器があるので
この辺がルーツかもしれないですが
三板は叩き方など沖縄ならではなので
ほぼ沖縄オリジナル楽器ではないでしょうか