面影は沖縄でウムカジ。知名定男さん作詞作曲。ネーネーズが歌います。沖縄切ない系ソング。サビが「切りなさや」「覚びじゃすさ」「暮さらん」「チュイチュイナ」 と作詞的にばっちりハマった感じが民謡マスターでありながらポップスにも理解がある知名定男さんの素晴らしいところですね。
デイゴの花咲くうりずん（3月４月）の頃は特にあの人が懐かしくてならない。
つれないことよ。つれないことよ。あの人の情け。
月が山の端に上がる夕暮れは心がひしひしと寂い。
思い出すよ。思い出すよ。あの人の姿。
磯端の千鳥よ泣いてくれるな。ただでさえ寂しく暮らしているからから。
浜で一羽でチュイチュイと泣く千鳥は沖縄民謡では寂しさの象徴になっています。
イントロが繰り返しでないんだよね。サビの三線がイントロになっているっていうのが自然だと思うんだけど。三線だけで弾く場合はそういう方法でもいいんじゃないかな。あと暮さらんが生きていけないっていうのも初めて知った。上間綾乃さんの肝苦しゃの歌詞もここからきているのかなあ。
ディグぬ花咲ちゅる うりずんぬ頃や
変わてぃ思里が なちかさぬならん
切りなさや 切りなさや 里が情
月ぬ山ぬ端に 上がる夕間暮（ゆまんぎ）や
肝にふぃしふぃしと 淋さ うらちらさ
覚びじゃすさ 覚びじゃすさ 里が姿
磯ばたぬ千鳥 たんでぃ（頼むから） 泣ち呉るな
ただねちょん淋さ しちょてぃ暮らちゃしが
暮らさらん 暮らさらん 里が事思れ
千鳥ちゅいちゅいな 我身んただ一人（ふぃちゅい）
共に泣ちあかち 里ゆ 偲ばなや
ちゅいちゅいな ちゅいちゅいな
偲でぃ ちゅいちゅいな
